格安SIMカード選び方のポイント
格安SIMカードの選び方を大事なポイントを踏まえて、わかりやすく解説します。多数ある格安SIMでどれを選べばいいのか、注目するポイントさえわかれば簡単です。
音声通話のありなし
格安SIMにはインターネットが使える「データ通信専用SIM」とインターネット・通話ができる「音声通話SIM」の2種類があります。
電話を利用する人は「音声通話SIM 」を選ぼう。ほとんどの格安SIMがMNP(ナンバーポータビリティ)に対応しるので、電話番号はそのまま引き継ぐことができます。
タブレットやモバイルWi-Fiルーター、ノートパソコンでインターネットのみを利用する人は「データ通信専用SIM 」を選ぶことになります。
データ通信専用SIMでLINEやFacebookなどのSNSを使いたい場合は、SMSオプションを申し込むことでSNSが使えます。音声通話SIMはもともとSMSが使えるので改めて申し込む必要はありません。
データ通信容量は何GB必要か
格安SIMの料金はデータ容量別に決まっています。普段使っているデータ量を把握しましょう。端末の機能で確認するか、契約しているキャリアのサポートページから確認することができます。
迷う場合、最初は少なめのデータ量にしておいて必要に応じて上のプランに変更するか、自分の予算に合わせて決めるのも良いでしょう。
オプションの内容 (Wi-Fiスポット、SIM複数枚シェアなど)
- Wi-Fiスポットが使えるか
- 複数枚SIMで容量をシェアできるか
- 容量の繰り越しが可能か
- 格安SIM業者の公式サイトに動作確認済み端末一覧が掲載されているなら、必ず目を通すようにしましょう。
格安SIMカードのメリット
月額料金が安い
「データ通信専用SIM」なら月額390円から、「音声通話SIM」のプランなら月額1,000円台から多数のプランがある。
2年縛りがない
「データ通信専用SIM」なら契約期間の縛りがないのが大きいポイント。「音声通話SIM」は縛りの有るものと無いものがあり、有っても3~6か月がほとんどだ。
料金プランが豊富
格安SIMの料金プランは通信容量によって分かれており、中には10種類以上のプランを提供しているところもある。
格安SIMカードのデメリット
長時間の通話は割高の場合も
電話のかけ放題や家族間の通話無料サービスがないため、電話をよく利用する方には割高になる場合もある。
しかし、LINE電話やViberなどのIP電話を利用すればデータ通信量にはカウントされるが、通話料金は無料になる。
また格安SIM業者が提供しているオリジナルの電話アプリを利用すると通話料金が半額になるサービスもある。
かけ放題オプションの登場で格安SIMはますます身近に
今まで通話料金が弱点だった格安SIMだが、5分かけ放題や10分かけ放題といった通話オプションの登場で、大手キャリアから格安SIMへの流入は加速していくでしょう。
クレジットカードでの決済がほとんど
支払は基本的にクレジットカードを使用することになるので、クレジットカードを持っていないとちょっと厳しい。
キャリアのメールアドレスが使えない
最近は連絡先の交換でキャリアのメールアドレスを教える人は少なってきているが、格安SIMでは「@docomo.co.jp」「@ezweb.ne.jp」のようなキャリアのメールアドレスが使えない。
Yahoo!メールやGmailなど無料メールサービスはたくさんあるので、それらを利用すれば良いだろう。